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診療と新薬 2016;53(1):3-7

オランザピン錠「明治」,オランザピンOD錠「明治」のマウスを用いた抗精神病作用の検討

1)Meiji Seikaファルマ株式会社,2)株式会社日本バイオリサーチセンター

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):3-7

診療と新薬 2016;53(1):3-7

オランザピン錠「明治」,オランザピンOD錠「明治」のマウスを用いた抗精神病作用の検討

1)Meiji Seikaファルマ株式会社,2)株式会社日本バイオリサーチセンター

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):3-7

Meiji Seikaファルマ株式会社が開発したオランザピン錠「明治」(以下,試験製剤a),は,統合失調症治療薬であるジプレキサⓇ錠(日本イーライリリー株式会社,以下,標準製剤)と有効成分を同量含有する同一剤型の後発医薬品である。また,オランザピンOD錠「明治」(以下,試験製剤b)はジプレキサⓇ錠と有効成分を同量含有する口腔内崩壊錠である。今回,覚せい剤であるメタンフェタミンによりマウスに運動量の増加を誘発し,これに及ぼす抑制効果を検討することにより3製剤の抗精神病作用を比較した。
試験製剤a,試験製剤bおよび標準製剤を磨砕・懸濁し,オランザピンとして0.1ならびに1 mg/kgの用量でマウスに経口投与した。製剤投与30分後にメタンフェタミン(1 mg/kg)を皮下投与した。製剤投与直後から運動量を90分間にわたって測定した。その結果,メタンフェタミンによりマウスの運動量は有意に増加した。3製剤はメタンフェタミンにより増加した運動量を用量依存的に抑制し,0.1ならびに1 mg/kgとも有意差が認められた。以上の結果より,メタンフェタミンが誘発するマウスの運動量の増加に対して標準製剤,試験製剤aならびに試験製剤bは同程度の抑制効果を示すことが明らかになった。両試験製剤は臨床上においても標準製剤と同程度の抗精神病効果を示すことが期待される。

キーワード:オランザピン,メタンフェタミン,運動量,マウス,統合失調症,後発医薬品

診療と新薬 2016;53(1):3-7

オランザピン錠「明治」,オランザピンOD錠「明治」のマウスを用いた抗精神病作用の検討

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診療と新薬 2016;53(1):9-16

アムバロⓇ配合錠「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)一般財団法人 新田塚医療福祉センター 福井総合病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学 消化器・肝臓内科/慈恵第三病院 中央検査部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):9-16

診療と新薬 2016;53(1):9-16

アムバロⓇ配合錠「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)一般財団法人 新田塚医療福祉センター 福井総合病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学 消化器・肝臓内科/慈恵第三病院 中央検査部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):9-16

新規ジェネリック医薬品のアムバロⓇ配合錠「サワイ」と,先発医薬品であるエックスフォージⓇ配合錠との生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に絶食下単回投与による2剤2期のクロスオーバー試験を行った。
バルサルタンとアムロジピンの血漿中濃度を測定し,各有効成分の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を指標として,両製剤のバイオアベイラビリティを比較した。その結果,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,いずれも「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。したがって,アムバロⓇ配合錠「サワイ」とエックスフォージⓇ配合錠は生物学的に同等であると判定された。なお,本治験において被験者2例に4件の有害事象が認められたが,いずれも軽度であり,被験者の安全性に問題はなかった。
以上の結果から,アムバロⓇ配合錠「サワイ」は,エックスフォージⓇ配合錠と治療学的に同等であることが確認された。

キーワード:バルサルタン,アムロジピン,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2016;53(1):9-16

アムバロⓇ配合錠「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2016;53(1):17-32

高度アルツハイマー型認知症患者を対象としたドネペジル塩酸塩錠「明治」/ OD錠「明治」の安全性および有効性の検討─使用成績調査─

Meiji Seikaファルマ株式会社,1)信頼性保証本部 安全管理統括部,2)医薬開発本部 医薬データサイエンス部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):17-32

Evaluation of Safety and Effectiveness of DONEPEZIL HYDROCHLORIDE Tablets

1)Meiji Seika Pharma Co., Ltd., Safety Vigilance & Management Dept. Reliability & Quality Assurance Division,2)Meiji Seika Pharma Co., Ltd., Clinical Data Science Dept. Pharmaceutical Development Division

診療と新薬 2016;53(1):17-32

高度アルツハイマー型認知症患者を対象としたドネペジル塩酸塩錠「明治」/ OD錠「明治」の安全性および有効性の検討─使用成績調査─

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):17-32

Evaluation of Safety and Effectiveness of DONEPEZIL HYDROCHLORIDE Tablets

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診療と新薬 2016;53(1):33-37

リラックスさせる音楽と不安を感じさせる音楽の自律神経機能に及ぼす影響についての検討

1)県立広島大学保健福祉学部,2)広島都市学園大学健康科学部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):33-37

Effect of Relaxation- and Anxiety-Provoking Music on Autonomic Nervous System Function

1)Faculty of Health and Welfare, Prefectural University of Hiroshima,2)Faculty of Health Sciences, Hiroshima Cosmopolitan University

診療と新薬 2016;53(1):33-37

リラックスさせる音楽と不安を感じさせる音楽の自律神経機能に及ぼす影響についての検討

1)県立広島大学保健福祉学部,2)広島都市学園大学健康科学部

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):33-37

Effect of Relaxation- and Anxiety-Provoking Music on Autonomic Nervous System Function

1)Faculty of Health and Welfare, Prefectural University of Hiroshima,2)Faculty of Health Sciences, Hiroshima Cosmopolitan University

手術室やリハビリテーション現場において,緊張を緩和させリラックス効果があると考えられる音楽が利用されている。しかし,それらの効果を客観的に検証した報告は少ない。われわれは健常成人男性18名,女性12名(年齢22±2.6歳)を対象に,「リラックスさせる音楽」と「不安を感じさせる音楽」の2種類の音楽を聴くことで,それぞれ自律神経機能にどのような影響があるのかを比較検討した。その結果,「リラックスさせる音楽」聴取により交感神経活動が抑制されたが,「不安を感じさせる音楽」聴取によっては,交感神経活動は不変であった。患者の多くは心理的ストレスを抱えているため,リハビリテーションを行う際にクラシック音楽などの「リラックスさせる音楽」を室内に流し,心理的ストレスを軽減させることで,患者の精神的健康を保ち,リハビリテーション効果を増すことが期待できると考える。

キーワード:「リラックスさせる音楽」と「不安を感じさせる音楽」,自律神経機能,心理的反応(relaxation- and anxiety-provoking music, autonomic nervous system function, psychological reaction)

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診療と新薬 2016;53(1):38-40

選択的SGLT2阻害剤トホグリフロジンの当院における使用法─臨床現場での工夫─

西条中央病院 糖尿病内科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):38-40

The Important Things when We Prescribe SGLT2 Inhibitors (Tofogliflozin) to Diabetes Patients in Our Hospital

Department of Diabetology, Saijo Central Hospital

診療と新薬 2016;53(1):38-40

選択的SGLT2阻害剤トホグリフロジンの当院における使用法─臨床現場での工夫─

西条中央病院 糖尿病内科

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):38-40

The Important Things when We Prescribe SGLT2 Inhibitors (Tofogliflozin) to Diabetes Patients in Our Hospital

Department of Diabetology, Saijo Central Hospital

We prescribed SGLT2 inhibitors (Tofogliflozin) about 300 cases in type 2 diabetes. When we prescribe this one, we do educate to patients that if they do not drink water without caffeine about 1500 ml/day, they do not take Tofogliflozin. They take Tofogliflozin 10 mg/day (half dose) about 60% in 1st prescription in our hospital. We do not experience adverse effect, eruption and so on. They are better plasma glucose control and decrease body weight gradually.

Key word: SGLT2 inhibitors, Tofogliflozin, Positive rest of medication, T2DM, Dehydration

診療と新薬 2016;53(1):38-40

選択的SGLT2阻害剤トホグリフロジンの当院における使用法─臨床現場での工夫─

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):38-40

The Important Things when We Prescribe SGLT2 Inhibitors (Tofogliflozin) to Diabetes Patients in Our Hospital

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診療と新薬 2016;53(1):41-60

施設等における感染予防対策マニュアル ■ インフルエンザに対する感染予防対策マニュアル

ICHG研究会,1)京都府立医科大学付属病院 臨床検査部・感染対策部,2)伊勢崎市民病院 薬剤部,3)医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院 感染防止対策室,4)成田赤十字病院 臨床検査科,5)介護付有料老人ホーム ポポロの杜豊岡,6)医療法人清仁会 シミズ病院 薬剤科,7)兵庫県立こども病院 小児感染症科,8)日本赤十字社 長崎原爆病院 感染制御室,9)大阪医科大学三島南病院 感染対策室,10)京都府立医科大学付属病院 臨床検査部・感染対策部,11)茨城県守谷市保健センター 保健福祉部,12)医療法人育和会 育和会記念病院 医療安全管理室,13)長崎みなとメディカルセンター 市民病院 呼吸器内科,14)独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター 免疫感染症科,15)医療法人沖縄徳洲会静岡徳洲会病院 看護部,16)ICHG研究会,17)ICHG研究会,18)茨城県守谷市保健センター 母子・予防グループ,19)社会医療法人抱生会 丸の内病院 医療安全管理部感染対策課,20)名古屋大学医学部附属病院 看護部,21)JA かみつが厚生連 上都賀総合病院 看護部,22)広島県健康福祉局保健医療部健康対策課感染症グループ,23)独立行政法人国立病院機構 富山病院 診療部・小児科,24)医療法人ヘブロン会大宮中央総合病院 特定健診科,25)国立病院機構 別府医療センター 臨床研究部,26)和歌山県立医科大学 保健看護学部,27)医療法人沖縄徳洲会 静岡徳洲会病院 内科,28)有限会社 由良薬局,29)ICHG研究会,30)ICHG 研究会

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2016;53(1):41-60

診療と新薬 2016;53(1):41-60

施設等における感染予防対策マニュアル ■ インフルエンザに対する感染予防対策マニュアル

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