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診療と新薬 2019;56(7):497-504

SGLT2阻害薬ルセオグリフロジンの臨床効果:DPP-4阻害薬への追加・切り替え例の検討を中心に

医療法人柏木会 福元医院

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):497-504

診療と新薬 2019;56(7):497-504

SGLT2阻害薬ルセオグリフロジンの臨床効果:DPP-4阻害薬への追加・切り替え例の検討を中心に

医療法人柏木会 福元医院

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):497-504

当院通院中の2型糖尿病患者49例を対象に,SGLT2阻害薬ルセオグリフロジンの臨床効果について,とくに実地診療においてDPP-4阻害薬からの切り替えを選択する際の指標の探索に焦点を当て,後ろ向きに検討した。
全例での検討では,HbA1cはルセオグリフロジン投与前の8.4±1.3%から投与開始12カ月後7.5±0.6%へと有意(p<0.05)に低下し,体重は73.3±11.6 kgから72.7±12.4 kgへと有意(p<0.05)に低下,HDLコレステロールは49.1±10.9 mg/dLから56.2±13.2 mg/dLへと有意に上昇(p<0.05)し,ルセオグリフロジンの有用性が示された。
DPP-4阻害薬からの切り替え例について解析した結果,「HbA1cが8%以上の高値例」「eGFR高値例」「インスリン分泌薬併用例・長期の罹病期間を有する症例」において,ルセオグリフロジン血糖改善効果がより高いことが示唆された。これらは,現在SGLT2阻害薬について得られている多くのエビデンスを支持する結果である。
DPP-4阻害薬投与にて血糖コントロールが不良な患者,とくに上記の条件に当てはまる患者に対しては,まずSGLT2阻害薬への切り替えを試み,そのうえでコントロールが不良と考えられた場合にDPP-4阻害薬の併用を検討するという順序が妥当であろう。また,SGLT2阻害薬とDPP-4阻害薬を併用している患者で,良好な血糖コントロールが得られているのであれば,「DPP-4阻害薬の休止」という選択肢も考慮されるべきと考える。

Key word:SGLT2阻害薬,DPP-4阻害薬,ルセオグリフロジン,切り替え,eGFR

診療と新薬 2019;56(7):497-504

SGLT2阻害薬ルセオグリフロジンの臨床効果:DPP-4阻害薬への追加・切り替え例の検討を中心に

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診療と新薬 2019;56(7):505-513

当院における2型糖尿病患者に対するSGLT2阻害薬のヘモグロビン変動に関する検討

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):505-513

Assessment of the Effect of SGLT2 Inhibitors on Hemoglobin Variability in Japanese Patients with Type 2 Diabetes Mellitus.

Naka Kinen Clinic

診療と新薬 2019;56(7):505-513

当院における2型糖尿病患者に対するSGLT2阻害薬のヘモグロビン変動に関する検討

医療法人健清会 那珂記念クリニック

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):505-513

Assessment of the Effect of SGLT2 Inhibitors on Hemoglobin Variability in Japanese Patients with Type 2 Diabetes Mellitus.

Naka Kinen Clinic

背景:SGLT2阻害薬は血糖降下薬であるが,多彩な作用があり,その中の1つであるヘモグロビン増加は広く知られている。ヘモグロビン増加は貧血治療にも繋がるが,SGLT2阻害薬によるヘモグロビン増加のプロファイルはほとんど検討されていない。そこで,本研究では2型糖尿病患者における日常診療下でのSGLT2阻害薬処方前後でのヘモグロビン変動プロファイルを検討した。
方法:当院でSGLT2阻害薬の投与開始前および開始後(中央値:14週間)にヘモグロビン値を測定した2型糖尿病患者406例について解析した。
結果:SGLT2阻害薬投与によりヘモグロビン値(平均値±標準誤差)は0.6±0.8 g/dL増加した。SGLT2阻害薬はベースラインのヘモグロビン値が低いほど,ヘモグロビン値が増加する方向性を示した。また,ベースラインの腎機能やHbA1cが低下した患者において,SGLT2阻害薬のHbA1c低下効果は減弱していたが,ヘモグロビン増加効果は影響しなかった。
結論:SGLT2阻害薬によるヘモグロビン増加作用は,血糖降下作用とは独立していた。今後,軽度な腎性貧血(腎機能低下,ヘモグロビン低値)を合併した2型糖尿病患者に副次的な効果が期待されると考えられた。

Key words:SGLT2阻害薬,ヘモグロビン値,腎性貧血,2型糖尿病,HbA1c

診療と新薬 2019;56(7):505-513

当院における2型糖尿病患者に対するSGLT2阻害薬のヘモグロビン変動に関する検討

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):505-513

Assessment of the Effect of SGLT2 Inhibitors on Hemoglobin Variability in Japanese Patients with Type 2 Diabetes Mellitus.

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診療と新薬 2019;56(7):514-520

心不全治療薬を処方された患者における服用感と口腔内崩壊錠(OD錠)に関する意識調査

1)日本調剤株式会社教育情報部,2)株式会社日本医薬総合研究所,3)大塚製薬株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):514-520

Consciousness Survey on Feeling and Oral Disintegrating Tablet (OD Tablets) in Patients Who Have Been Prescribed Medication for Heart Failure

1)Educational Training & Medical Information Department, Nihon Chouzai Co.,Ltd. ,2)Japan Medical Research Institute Co.,Ltd. ,3)Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.

診療と新薬 2019;56(7):514-520

心不全治療薬を処方された患者における服用感と口腔内崩壊錠(OD錠)に関する意識調査

1)日本調剤株式会社教育情報部,2)株式会社日本医薬総合研究所,3)大塚製薬株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):514-520

Consciousness Survey on Feeling and Oral Disintegrating Tablet (OD Tablets) in Patients Who Have Been Prescribed Medication for Heart Failure

1)Educational Training & Medical Information Department, Nihon Chouzai Co.,Ltd. ,2)Japan Medical Research Institute Co.,Ltd. ,3)Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.

心不全治療薬を処方された患者を対象に,服用感と口腔内崩壊錠(OD錠)に関する意識調査を実施した。アンケート調査により495枚が回収され,その中で同意取得された有効な431枚が集計された。
1日1回あたり服用する薬剤は0~23個であり,平均9個前後で年齢別で差がほとんどなかった。しかし,64歳以下の場合に薬を1個ずつ服用する割合は6%であるのに対し,85歳以上になると21%まで加齢と共に増加した。性別では男性が薬を1個ずつ服用する割合は6%(19/294)に対し,女性は18%(24/129)と3倍であった。
心不全症状を有する患者は,「薬が大きい」「むせてしまう」「つっかえる」「息苦しさ」のいずれかを経験した回答数が34%と服用時の問題が生じていた。
OD錠への期待としては,85歳未満では35~39%であるのに比べ,85歳以上の高齢者では52%となり,2人に1人がOD錠への期待を感じていた。また,服用個数でOD錠への期待を感じる人数を集計すると,5個未満の場合には56%であり,5~10個未満が32%,10~15個未満が43%,15個以上が39%であった。
今回の調査では,心不全治療薬を処方された患者に服用感についてアンケートを実施した。その結果1回あたりの服用個数は9個と多く,加齢とともに服用時に困った経験が増え,1個ずつ服用する患者が増加していた。しかしながら,服用の工夫やOD錠の認識については十分ではなく,服薬アドヒアランスを確保するためにも薬剤服用に関する啓発が重要と考えられた。

キーワード:心不全,口腔内崩壊錠(OD錠),アンケート調査,服薬困難

診療と新薬 2019;56(7):514-520

心不全治療薬を処方された患者における服用感と口腔内崩壊錠(OD錠)に関する意識調査

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):514-520

Consciousness Survey on Feeling and Oral Disintegrating Tablet (OD Tablets) in Patients Who Have Been Prescribed Medication for Heart Failure

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診療と新薬 2019;56(7):521-526

トラネキサム酸・グリチルリチン酸2K配合の薬用化粧品によるニキビ状態の変化比較

1)日本橋エムズクリニック,2)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),3)株式会社あいび

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):521-526

Comparison of Condition of Acne by Medicated Cosmetics Containing Tranexamic Acid, Dipotassium Glycyrrhizate

1)Nihonbashi M's Clinic,2)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,3)Noriko Hirayama, Aibi Corp.

診療と新薬 2019;56(7):521-526

トラネキサム酸・グリチルリチン酸2K配合の薬用化粧品によるニキビ状態の変化比較

1)日本橋エムズクリニック,2)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),3)株式会社あいび

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):521-526

Comparison of Condition of Acne by Medicated Cosmetics Containing Tranexamic Acid, Dipotassium Glycyrrhizate

1)Nihonbashi M's Clinic,2)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,3)Noriko Hirayama, Aibi Corp.

目的:トラネキサム酸とグリチルリチン酸2K配合の薬用化粧品「ベルブランTAホワイトニングエッセンスM(以下,ベルブランと記す)」のニキビの発症や重症化に対する効果を確認するための遮蔽試験を行った。
方法:25歳以上39歳以下でニキビのある女性にベルブランを毎朝晩の1日2回,4週間継続使用させニキビの状態を評価した。さらに被験者自身の主観評価による肌状態の評価を実施した。
結果:16人が試験を開始し,14人が4週後まで完遂し,14人を解析対象とした。結果,皮疹,ポルフィリン,角層水分量について,使用側と不使用側との比較,使用前との比較において有意に改善した。被験者の自覚においては,肌のつやが有意に改善した。4週間の試験期間中に有害事象は発生せず,試験品の安全性が確認された。
結論:ベルブランを継続して使用すると,皮疹とポルフィリンの減少,角層水分量の増加により,ニキビの発症や重症化に対する抑制効果が期待できると考えられた。

Key words:ベルブラン(Belle Blanc),アクネ菌(Cutibacterium acnes),ニキビ(acne),トラネキサム酸(Tranexamic acid),グリチルリチン酸2K(Dipotassium glycyrrhizate),皮疹(rash),ポルフィリン(porphyrin),角層水分量(Stratum corneum moisture content)

診療と新薬 2019;56(7):521-526

トラネキサム酸・グリチルリチン酸2K配合の薬用化粧品によるニキビ状態の変化比較

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):521-526

Comparison of Condition of Acne by Medicated Cosmetics Containing Tranexamic Acid, Dipotassium Glycyrrhizate

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診療と新薬 2019;56(7):527-541

感染予防対策のための基本的知識の理解■病院における隔離予防対策のポイント:隔離を合理的に行うために

1)日本赤十字社長崎原爆病院 感染制御室,2)ICHG研究会,3)成田赤十字病院 検査部,4)兵庫県立こども病院 感染症内科,5)大阪市立総合医療センター 感染症内科,6)兵庫県立こども病院 救急総合診療科,7)社会医療法人頌徳会日野クリニック,8)長浜バイオ大学 フロンティアバイオサイエンス学科・臨床検査学コース,9)医療法人育和会育和会記念病院 医療安全管理室,10)国立病院機構大阪医療センター 免疫感染症科,11)ICHG 研究会,12)沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 小児感染症内科,13)京都府立医科大学 臨床検査部・感染対策部,14)国立病院機構富山病院 小児科,15)国立成育医療研究センター 感染症科,16)国立病院機構別府医療センター,17)医療法人沖縄徳洲会 静岡徳洲会病院,18)有限会社由良薬局,株式会社ポポロ,19)ICHG研究会

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(7):527-541

診療と新薬 2019;56(7):527-541

感染予防対策のための基本的知識の理解■病院における隔離予防対策のポイント:隔離を合理的に行うために

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