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診療と新薬 2019;56(4):273-281

シロドシンOD錠4 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)一般財団法人 新田塚医療福祉センター 福井総合病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):273-281

診療と新薬 2019;56(4):273-281

シロドシンOD錠4 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)一般財団法人 新田塚医療福祉センター 福井総合病院,2)沢井製薬株式会社 開発部,3)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):273-281

ジェネリック医薬品のシロドシンOD錠4 mg「サワイ」と先発医薬品であるユリーフⓇOD錠4 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。本剤は口腔内崩壊錠であることから,「水なしで服用する試験」と「水で服用する試験」を実施した。
治験薬投与後24時間までの血漿中シロドシン濃度より,両製剤の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を算出し,バイオアベイラビリティを比較した。その結果,いずれの試験においても両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,生物学的同等性の判定基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において認められた有害事象は,いずれも回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
したがって,シロドシンOD錠4 mg「サワイ」は,ユリーフⓇOD錠4 mgと治療学的に同等であると考えられた。

キーワード:シロドシン,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2019;56(4):273-281

シロドシンOD錠4 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2019;56(4):282-293

ブロナンセリン錠4 mg「サワイ」およびブロナンセリン錠8 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)医療法人相生会 墨田病院,3)沢井製薬株式会社 開発部,4)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):282-293

診療と新薬 2019;56(4):282-293

ブロナンセリン錠4 mg「サワイ」およびブロナンセリン錠8 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

1)医療法人相生会 にしくまもと病院,2)医療法人相生会 墨田病院,3)沢井製薬株式会社 開発部,4)東京慈恵会医科大学 臨床検査医学

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):282-293

ジェネリック医薬品のブロナンセリン錠4 mg「サワイ」およびブロナンセリン錠8 mg「サワイ」と,先発医薬品であるロナセンⓇ錠4 mgおよびロナセンⓇ錠8 mgとの生物学的同等性を検証するため,日本人健康成人男性を対象に2剤2期のクロスオーバー試験を行った。
治験薬投与後48時間までの血漿中ブロナンセリン濃度より,両製剤の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUCt)と最高血漿中濃度(Cmax)を算出し,バイオアベイラビリティを比較した。その結果,ブロナンセリン錠4 mg「サワイ」とロナセンⓇ錠4 mgの生物学的同等性試験において,両製剤のAUCtの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,生物学的同等性の判定基準であるlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であった。両製剤のCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,log(0.80)~log(1.25)の範囲外であったが,本治験は総被験者数20名(1群10名)以上で実施され,両製剤の溶出挙動が類似していることから,Cmaxの対数値の平均値の差を検討した結果,生物学的同等性の基準であるlog(0.90)~log(1.11)の範囲内であった。また,ブロナンセリン錠8 mg「サワイ」とロナセンⓇ錠8 mg の生物学的同等性試験において,両製剤のAUCtとCmaxの対数値の平均値の差の90%信頼区間は,生物学的同等性の判定基準であるlog(0.80)〜log(1.25)の範囲内であった。なお,本治験において認められた有害事象は,いずれも軽度で回復が確認されており,被験者の安全性に問題はなかった。
したがって,ブロナンセリン錠4 mg「サワイ」およびブロナンセリン錠8 mg「サワイ」は,ロナセンⓇ錠4 mgおよびロナセンⓇ錠8 mgと治療学的に同等であると考えられた。

キーワード:ブロナンセリン,ジェネリック医薬品,生物学的同等性試験,血漿中濃度,日本人健康成人男性

診療と新薬 2019;56(4):282-293

ブロナンセリン錠4 mg「サワイ」およびブロナンセリン錠8 mg「サワイ」の健康成人における生物学的同等性試験

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診療と新薬 2019;56(4):295-301

コンブチャクレンズによる便通改善効果,および体構造の変化の検証

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)アカサカフロイデクリニック,3)株式会社ユニヴァ・フュージョン

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):295-301

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association),2)AKASAKA FREUDE CLINIC,3)UNIVA Fusion Limited

診療と新薬 2019;56(4):295-301

コンブチャクレンズによる便通改善効果,および体構造の変化の検証

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)アカサカフロイデクリニック,3)株式会社ユニヴァ・フュージョン

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):295-301

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association),2)AKASAKA FREUDE CLINIC,3)UNIVA Fusion Limited

目的:本試験は健康食品「コンブチャクレンズ」(販売者:株式会社ユニヴァ・フュージョン)を摂取することにより,便通(便量・便性状)と体構造(体重・体脂肪率・BMI)の変化を検証する。
方法:20歳から59歳までの便通に悩みをもつ健康な男女を被験者として,試験品を摂取する群と試験品を摂取しない群を設定し,4週間の無作為化並行群間比較試験を行った(オープン試験)。
結果:便通改善効果において,試験品群と対照群との変化量による群間比較では,摂取1週間前と4週間後の比較で排便量に有意な増加がみられた。また体構造において,試験品群と対照群との変化量による群間比較では,摂取前と4週間後の比較で体重とBMI,においては試験品群に有意な減少がみられ,体脂肪に減少傾向がみられた。
結論:本品を4週間摂取することにより,健常者に対し対照群に比べ,排便量は有意に増加し,体重・BMI・体脂肪率は有意に減少したところから,健常者に対する本品の便通改善効果,痩身的効果が示唆された。

Key words:便秘(Constipation)痩身効果(diet effect),コンブチャ(kombucha)

診療と新薬 2019;56(4):295-301

コンブチャクレンズによる便通改善効果,および体構造の変化の検証

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):295-301

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診療と新薬 2019;56(4):302-309

本わさび葉エキス配合サプリメントによる脂肪減少効果

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社EC スタジオ

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):302-309

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M's Clinic,3)EC STUDIO CO., LTD.

診療と新薬 2019;56(4):302-309

本わさび葉エキス配合サプリメントによる脂肪減少効果

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社EC スタジオ

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):302-309

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M's Clinic,3)EC STUDIO CO., LTD.

目的:本ワサビ葉エキス配合サプリメントによる脂肪減少効果を検証するため,非摂取群を対照とした無作為化並行群間比較試験を行った。
方法:20歳以上49歳以下の健康な日本人女性に「カロリナ酵素プラス(ワサスリム入り)」を1日2回(1回4粒),計8粒を8週間続けて摂取し,暴飲暴食を避け通常の生活をするよう指示した。体重,BMI,体脂肪率,ウエスト(立位臍部周囲),ヒップ(立位尾てい骨周囲)の変化を評価した。
結果:42人(摂取群22人,非摂取群20人)が試験を開始し,37人が試験を完遂した。8週後に摂取群は非摂取群と比べて体重,BMI,体脂肪率,ウエストが有意に減少した。試験期間中に有害事象は発生せず,試験品の安全性が確認された。
結論:BMIが普通から高めの日本人女性が「カロリナ酵素プラス(ワサスリム入り)」を継続して摂取すると脂肪が減少し,痩身効果が期待できる。

Key words:本ワサビ葉エキス(wasabi leaf extract),ガルシニアカンボジアエキス(Garcinia Cambodia extract),キトサン(chitosan),野草発酵エキス(fermented wild grass extract),体脂肪(body fat),BMI(BMI;body mass index),サプリメント(supplement),痩身(sliming)

診療と新薬 2019;56(4):302-309

本わさび葉エキス配合サプリメントによる脂肪減少効果

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):302-309

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診療と新薬 2019;56(4):310-317

家庭用EMSローラー美顔器を用いたマッサージ併用による美容効果

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)ヤーマン株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):310-317

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association),2)Nihonbashi M's Clinic,3)YA-MAN LTD.

診療と新薬 2019;56(4):310-317

家庭用EMSローラー美顔器を用いたマッサージ併用による美容効果

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)ヤーマン株式会社

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):310-317

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association),2)Nihonbashi M's Clinic,3)YA-MAN LTD.

目的:家庭用EMS美顔器家庭用EMSローラー美顔器「WAVY mini」と通電用ゲルを用い,マッサージを併用した際の美容効果の検証を目的とした。
方法:35歳以上59歳以下でシワグレード1-3,肌の乾燥やたるみを感じている女性を対象として試験を実施した。試験品「WAVY mini」を通電用ゲル「ボディスムージングゲル」を用い,マッサージを併用しながら,1週間に3回,4週間継続して使用した。主要アウトカムは,シワ(目尻シワグレード・大きさ・深さ),肌弾力,顔のサイズ(縦・耳下腺位置の顔幅・珠点位置の顔幅・エラ長・髪生際~頬骨下),顔の角度(顎角度・エラ角度)を評価した。副次アウトカムとして,被験者自身の肌状態の評価と,安全性評価を実施した。
結果:21人で試験を開始した。全員が4週後まで完遂し,21人を解析対象とした。
使用前との比較では,シワは,目尻のシワグレードは4週後に有意に改善し,シワの大きさ・深さは使用直後と4週後に有意に改善した。肌弾力は,使用直後に有意に改善した。顔のサイズは,耳下腺位置の顔幅・珠点位置の顔幅・エラ長・髪生際~頬骨下が使用直後と4週後に有意に減少した。顔の角度は,顎角度・エラ角度のいずれも使用直後と4週後に有意に改善した。
不使用側との比較では,目尻のシワグレードは4週後,シワの大きさ・深さ・髪生際~頬骨下・顎角度・エラ角度は使用直後と4週後に有意な差がみられた。
肌状態の評価は,使用前との比較では全12項目中,11項目(潤い・たるみ・キメ明るさ等)が有意に改善し,不使用側との比較では10項目で有意な差がみられた。
また,4週間の試験期間中に有害事象は発生せず,試験品の安全性が確認された。

Key words:美容機器(beauty equipment),EMS(Electrical Muscle Stimulation),シワグレード(wrinkle grade),肌改善(skin improvement)

診療と新薬 2019;56(4):310-317

家庭用EMSローラー美顔器を用いたマッサージ併用による美容効果

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):310-317

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診療と新薬 2019;56(4):318-322

水溶性プラセンタエキスとグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分とする薬用化粧品(ピューレパール)のハーフフェイス法による肌状態の変化の比較検討

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社ハーバーリンクスジャパン

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):318-322

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M's Clinic,3)Harbor Links Japan Co.,Ltd.

診療と新薬 2019;56(4):318-322

水溶性プラセンタエキスとグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分とする薬用化粧品(ピューレパール)のハーフフェイス法による肌状態の変化の比較検討

1)一般財団法人 日本臨床試験協会(JACTA),2)日本橋エムズクリニック,3)株式会社ハーバーリンクスジャパン

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):318-322

1)JACTA (Japan Clinical Trial Association) ,2)Nihonbashi M's Clinic,3)Harbor Links Japan Co.,Ltd.

目的:水溶性プラセンタエキスとグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分とする薬用化粧品「ピューレパール」の使用による肌状態の変化を比較する遮蔽試験を行った。
方法:30歳以上69歳以下のシミ・ソバカス・くすみが気になる女性の半顔にピューレパールを1日2回(朝晩)の使用を4週間継続させ,肌の状態を評価した。さらに被験者自身の主観評価と,安全性の評価を実施した。
結果:21人が試験を開始した。全員が4週後まで完遂し,21人を解析対象とした。肌状態を評価した結果,試験品使用側は不使用側と比較して,隠れジミは有意に減少し,水分量は有意に増加した。被験者の自覚においても,潤い・柔らかさ・透明感・洗顔後のつっぱり感,明るさなどが改善し,肌状態が改善した実感が得られた。4週間の試験期間中に有害事象は発生せず,試験品の安全性が確認された。
結論:ピューレパールを継続して服用すると,肌の状態を改善することが期待できる。

Key words:ピューレパール(Pure Pearl),プラセンタエキス(placenta extract),グリチルリチン酸ジカリウム(dipotassium glycyrrhizate),植物エキス(plant extract),隠れジミ(hidden spots),セラミド(ceramide),コラーゲン(collagen),ヒアルロン酸(hyaluronic acid),肌状態(skin condition)

診療と新薬 2019;56(4):318-322

水溶性プラセンタエキスとグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分とする薬用化粧品(ピューレパール)のハーフフェイス法による肌状態の変化の比較検討

Shinryo to Shinyaku (Med Cons New-Remed)2019;56(4):318-322

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